2003年11月27日
Keywords: 地球温暖化 NGO・市民 企業(非製造業) 生態系・生物多様性
東京郊外にある玉川高島屋ショッピングセンターの屋上に2003年秋、日本最大規模の樹木に囲まれた緑化空間が出現。「屋上に森をつくる」というテーマのもとに、りんご、ぶどう、柿、柑橘類、レモン、種々のベリーなど果実種の樹木を中心に、さまざまなハーブも植えられ、緑豊かな空間は4100平方メートルにおよんでいる。
1969年に日本初の郊外型ショッピングセンター(SC)としてオープンした玉川高島屋SCは、当初から環境緑化に取り組み、テラスや建物周辺などで樹木が豊かに成長している。2003年新館オープンにあたり、少子高齢化で顧客のニーズが「ゆったりとしたくつろぎの空間」へと変化したのをうけて、より一層積極的に緑化に取り組むことにしたもの。
東京都は近年ヒートアイランド現象に悩み、2001年度から大型建物を新改築する際、屋上面積の20%以上の緑化を条例で義務づけている。同SCの屋上緑化の規模はそれを大きく上回る。
登録日時: 2003/11/27 08:00:32 PM
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