2003年09月27日
Keywords: 地球温暖化 NGO・市民 生態系・生物多様性 食糧
蕎麦の街神田で、蕎麦を活かして街づくりをしようと、この夏ビルの屋上にそば畑をつくる計画が進んでいる。「江戸神田蕎麦の会」の代表堀井市朗さんと秋葉原のビルのオーナーの雑談から生まれた話が具体化したもの。
地元の人たちと交流を図りたい、地域に貢献したいというビルのオーナーが屋上の無償提供を申し出てくれた。水やりなどの維持管理もビルの従業員らがボランティアで行ってくれることになった。
地元の小学生にも種まきや収穫への参加を呼びかけている。そばは7月半ばに種を蒔き、9月には花を咲かせ約70日で収穫できるという。しかし初めての試みなので、収穫については未知数とのこと。
ヒートアイランド現象緩和のため、東京都では屋上緑化を推進しているが思うように進んでいない。ビルの屋上は室外機などの設備機器の置き場として使われており人工土壌など軽い資材を使う必要があるなど難題が多い。今回の試みは、地元に活気を取り戻す力になってほしいと期待されている。
登録日時: 2003/09/27 11:51:50 AM