3R・廃棄物

2003年08月07日

 

NEC、家庭用パソコンのリサイクルシステムを確立

Keywords:  3R・廃棄物  企業(製造業)  企業(非製造業)  政策・制度 

 

NECは回収・再資源化料金を定め、電話およびウェブによる回収申し込み窓口を開設するなど、使用済みパソコンのリサイクルシステムを確立した。

2003年10月1日より、家庭で使用済みとなったパソコンの回収・再資源化が法律でメーカーに義務づけられる。これに伴って、10月1日以降に販売されるパソコン新商品には、社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)が定めるPCリサイクルマークが貼られ、購入価格に回収料金が上乗せされることになるが、NECのシステムは10月1日より前に出荷したパソコンのリサイクルに対処するもの。

対象は同社製の各種パソコンやディスプレイで、回収・リサイクル料金は3000-4000円でユーザーが負担する。購入時に同梱してあったものに限り周辺機器も回収する。ユーザーは申し込み後、使用済みパソコンを梱包し、最寄りの郵便局に持ち込むか、郵便局から引き取りに来てもらう。回収したパソコンは、リサイクル施設でデータ消去や部材別解体など再資源化処理が行われる。

回収料金の支払いは郵便局のほかコンビニエンスストア、ウェブ申込の場合はクレジットカードも可能。JEITAが日本郵政公社と提携して構築した家庭系パソコンの回収システムを利用する。



http://www.nec.co.jp/press/ja/0306/2702.html


家庭用の不用パソコンを郵政公社経由で回収 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/294-j


登録日時: 2003/08/07 02:27:58 PM

英語記事はこちら


 


 

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