2003年03月25日
Keywords: 3R・廃棄物 交通・モビリティ 企業(製造業) 企業(非製造業) 地球温暖化 政府 食糧
ハンバーガー・ショップのチェーンであるモスフードサービスは、店舗への食材配送と厨房で発生した野菜屑の回収を同じ車両を使って行う実験を実施すると発表した。
この実験は、農林水産省・補助事業「食品物流基盤技術確立事業」のひとつで、モスフードサービスと、モスバーガー店舗への食材配送業者である味の素物流の共同実験となる。2003年2月3日から3月20日まで、仙台市内にあるモスバーガー5店舗でおこなう。配送回収車両は、三菱ふそうトラック・バスと新明和工業が開発した特殊車両で、運行しながら野菜屑を攪拌・減量できる。
各店舗への食材の納品時に、厨房から発生した野菜屑を有償で回収し、野菜屑を攪拌・減量しながら、加工センターに移送する。その後、乾燥・加工を経て製品化された堆肥を排出元で買い取り、顧客に無料配布する花の栽培セットなどに活用する。
モスフードサービスでは、1997年よりモスバーガー全店で、直接農家と契約して減農薬、減化学肥料で育てられた野菜を導入しているが、店舗から排出される「生ゴミ」の処理方法についても検討を重ねており、今回の実験もその一環。
http://www.mos.co.jp/company/reference/press/press_030130.html
登録日時: 2003/03/25 09:18:51 PM
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