3R・廃棄物

2003年03月20日

 

横須賀市、生ごみを自動車燃料にリサイクル

Keywords:  3R・廃棄物  交通・モビリティ  企業(製造業)  再生可能エネルギー  地方自治体  環境技術 

 

神奈川県横須賀市では、生ごみからバイオガスを取り出し、燃料化する施設を2002年秋に完成。2003年1月末には、この燃料を用いてごみ収集車の走行テストが行われた。

横須賀市は、燃せるごみ中の生ごみからバイオガスを取り出し、自動車燃料とするための研究を地元企業の住友重機械工業㈱と共同でおこなっている。横須賀市では2001年度、約11万7000トンの燃せるごみが発生しており、うち約5万トンが生ごみ。

実用化すれば、生ごみを資源として活用でき、同時にごみ焼却量も減少できる。さらにバイオガスを自動車燃料とすることで排気ガスによる環境負荷の軽減も図れると市では期待している。天然ガス自動車用以外に、発生するガスを燃料電池で利用したりガスタービンを用いて発電する等も視野に入れて調査を行っている。






登録日時: 2003/03/20 09:17:34 PM

英語記事はこちら


 


 

このページの先頭へ