市民社会の動き

2018年03月04日

 

コミュニティナースプロジェクト「まちを健康にする看護師」

Keywords:  市民社会・地域  レジリエンス  幸せ 

 

コミュニティナースPJ ウェブサイト
コミュニティナースPJ ウェブサイト

コミュニティナースプロジェクトは、健康的なまちづくりを目指す医療人材の育成を行っています。時代の変化にあわせた新たな人と人をつなぐ仕組みやデザインを考え、未来の場づくり、まちづくりに必要な価値を創造しています。

コミュニティナースとは、地域の中で住民とパートナーシップを形成しながら、その専門性や知識を活かして活動する医療人材です。ボノ株式会社は2016年5月から、事業の1つとしてコミュニティナースプロジェクトを始めました。地域で中長期的に住民と関わることで、健康的なまちづくりに貢献することを目指します。病院や福祉施設、訪問看護に従事する看護師と異なり、活動内容と活動領域に特徴があります。

病院で働くナースは住民の健康を取り戻すことを専門に考えるのに対し、コミュニティナースは住民の「毎日が楽しい!」を専門に考える活動をします。活動内容は、地域を盛り上げる「地域おこし」を中心とし、人が集まる場作りや、きっかけづくりをして、日常的に住民と接する機会を生みます。健康意識を高めるアプローチや、病の早期発見、医療や福祉、行政機関への橋渡しまで行います。

活動領域は、病院や在宅事業所ではなく、地域です。対象は病の有無に関わらず、いつも住民のそばにいることで、病院でカバーしきれていない領域で活動し、必要に応じて専門家との架け橋になります。

コミュニティナースが今求められている理由は、3つ挙げられます。

1つ目は、少子高齢化、地域医療・介護の限界です。コミュニティナースは、地域医療・介護にかかる前の段階を活動領域とするため、地域全体の健康度を高め、繋がりを強めることで、専門機関と連携しながら地域医療・介護の負担を減らす意義があります。

2つ目は、地域コミュニティの限界です。今や、家庭内や地域の中で支えあっていた生活が、成り立たなくなっています。日本各地で、伝統行事の消失や老老介護(高齢者による高齢者の介護)などが問題となっています。コミュニティナースは、地域の住民と住民の間に入ることで繋がりを再構築し、地域の中の支え合いを取り戻します。

3つ目は、病院以外でも活躍できる看護師の新しいワークスタイルです。看護師が不足する一方で、結婚して子育てを始めた看護師の働ける環境がないという課題もあります。コミュニティナースは、病院以外で看護師の専門性を活かして働くことができる、新しいキャリアの新しい選択肢となります。

現在、コミュニティナース育成プロジェクトでは、コミュニティナースが活躍する健康的な未来のまちづくりを目指すために、以下の活動の支援を行っています。

  • コミュニティナース育成のために、育成講座を開催し、必要な技術習得のための支援。
  • 日本全国に広めるため、行政と地域住民をつなげ、コミュニティナースが活動する場作りの支援。
  • 地域でコミュニティナースが継続的に活動をするために、企業と連携して仕事づくりや事業化をする支援。

コミュニティナースプロジェクトは、地域と看護師の双方が求めているもので、今後更に展開が望まれています。コミュニティナースが架け橋となり、地域の中で住民とパートナーシップを形成することで、地域全体が健康になっていくことを願っています。

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