2014年04月17日
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地域のコミュニティづくりを行っているNPO法人ドリームタウンは2013年3月24日から、東京都内の大規模団地の1階商店街にて、赤ちゃんから高齢者、国籍や障がいの有無を超えて集える地域の交流拠点『地域リビングプラスワン』をオープンしている。
ここでは、お料理の得意な地域住民が交代で「ごはん当番」として活躍し、「おうちごはん」をふるまうコモンミール会をしている。高齢者や共働き世帯、地方出身者の若者などが、会話を楽しみながら食を共に出来る環境を作っている。
また、地域のママ達が集うママ会や、アメリカ人の先生による英会話教室、昭和歌謡の生演奏等の教室やイベントも開催している。
今後は、地域の社会人が不安を抱える就活生の相談にのる仕事発見カフェや、保育園帰りのママ・パパの夕ご飯のサポート、学生が子どもに勉強を教えるスペースとして、社会起業や生活産業との連携事業の創出など、さまざまな活用を検討している。
同リビングでは、1人暮らし、核家族や共働き世帯の増加、また少子化、高齢化が進む地域の中で、日常のシェアを通じてコミュニティを生み出す拠点となる。日常とは、食事を共にしたり、時に互いの特性や能力を活かし合い支えあうことで、こういった接点を通じて地域に仲間が増えていき、自然と地域に愛着を持つ人も増え、過ごしやすい地域づくりにつながるとしている。