生物多様性・食糧・水

2013年09月03日

 

大臣賞に富士市学校給食地場産品導入協議会など地産地消優良活動表彰

Keywords:  食糧  地方自治体  市民社会・地域  政府 

 

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農林水産省が2013年3月1日に発表した「第7回地産地消優良活動表彰」で、地場産品の学校給食への導入に取り組む静岡県の富士市学校給食地場産品導入協議会が地域振興部門で農林水産大臣賞を受賞した。

学校給食に地場産品を供給する際の課題は「価格」「規格」「量」といわれる。この点を踏まえ、同協議会は地元の卸売市場における地場産品の取扱量を調査。学校給食への供給可能な地場産品の量を把握した上で、市場を介すことにより、地場農産物を必要な規格で安定的に提供できる食材納入システムを構築した。生産者にとってはPRの場となり、流通業者にとっては安定した取引先の確保、学校給食 にとっては安心して地場農産物を注文できるという「三方よし」のシステム。

この結果、富士市内の全学校の平均で、県産品割合を2006年度の28.6%から2011年度の41.9%まで向上した。

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