2013年08月17日
Keywords: 市民社会・地域 エコ・ソーシャルビジネス 企業(製造業) 震災復興
一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会が2013年5月16日に開催した第一回ソーシャルプロダクツ・アワードの生活者審査員賞に、まるく株式会社の『おでカフェ.』が選ばれた。
『おでカフェ.』は、「カフェのない場所にカフェを作る」というコンセプトのもと、地域イベントや企業からの依頼でカフェを出店する出張カフェ・サービス。カフェとしてのサービスだけではなく、人々が交流するコミュニティーの場としても機能していることに加え、障がい者の自立・支援にも力を入れている。
また、愛媛県産の野菜などを取り入れた地産地消のカフェメニュー、東北被災地の復興を支援するためのカフェの売上の10%寄付、さらにはフェアトレードのコーヒーの使用を行うなど、様々な工夫を凝らしている。
ビジネスモデルとして分かりやすく、復興支援も兼ねて東北地方で展開した実績もあり、今後の拡がりが期待される点や、カフェとしての商品のラインナップも良く、各種の社会的取り組みが融合している点が評価された。