エコ・ソーシャルビジネス

2013年01月09日

 

日立製作所 石炭ガス化複合発電の主要設備を受注

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業)  化石エネルギー 

 

日立製作所は2012年8月30日、石炭ガス化複合発電の大型実証試験である「大崎クールジェンプロジェクト」向けに、主要設備である石炭ガス化設備および複合発電設備を受注したと発表した。

石炭は、供給面の安定性と経済性に優れているため、石炭火力発電用の燃料として広く使用されているが、CO2排出量が多いため、発電設備のさらなる高効率化、CO2排出量削減が求められている。

今回、石炭をガス化する石炭ガス化設備と、ガスタービン、蒸気タービンを使用した複合発電設備を組み合わせ、複合発電の高効率化を達成する。また、ガスの燃焼時に発生するCO2を回収するCO2分離回収システムも石炭ガス化複合発電技術に組み込むことにより、CO2排出量削減を目指すとしている。

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