3R・廃棄物

2012年11月15日

 

「3R」や「生物多様性」の認知度が上昇、内閣府「環境問題に関する世論調査」

Keywords:  3R・廃棄物  政府  生態系・生物多様性 

 

環境省は2012年8月4日、内閣府が同年6月に行った「環境問題に関する世論調査」の結果を公表した。「3R」と「生物多様性」という言葉の認知度を問う設問では、「言葉の意味を知っている」と答えた人の割合が、それぞれ33.3%と19.4%で、前回調査時(2009年6月)の各29.7%、12.8%からいずれも上昇し、環境意識の普及が伺える結果となった。

他方、大量生産、大量消費、大量廃棄型の社会から脱却し、循環型社会を形成する施策を進めていくことへの意識を問う設問では、「現在の生活水準を落とさず、大量生産、大量消費は維持しながら、廃棄物のリユースやリサイクルを積極的に進めるなど、できる部分から循環型社会に移行するべきである」と答えた人が49.5%と最も多かった。「現在の生活水準が多少落ちることになっても、循環型社会への移行はやむを得ない」とする回答は31.2%と、前回調査時の38.1%から下がった。

調査は循環型社会と自然共生社会に関する意識をテーマに、全国の20歳以上の3,000名を対象に個別面接で行われた。(有効回答数1,912名)

関連のJFS記事:
5割以上が「生活水準が下がっても循環型社会に」 内閣府調査
生活水準を落とさず、循環型社会を? 2005年版環境問題に関する世論調査

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