エネルギー・地球温暖化

2012年07月07日

 

群馬県、2021年度までにバイオマス利用率81%を目指す

Keywords:  再生可能エネルギー  地方自治体  地球温暖化 

 

JFS/Japanese Prefecture Aims to Use 81% of Available Biomass for Energy by FY2021
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群馬県は2012年4月11日、10年後の2021年度にバイオマスの利用率を81%まで高めることを基本目標とするバイオマス活用推進計画を公表した。豊富に存在するバイオマスを有効活用した地域循環型システムを構築し、新たな技術の開発と産業の育成により、環境負荷の少ない低炭素・循環型社会を実現する「バイオマス先進県ぐんま」を目指すことを同計画の理念としている。

2010年の同県のバイオマス賦存量は39万118トン、利用量は27万7048トン、利用率は71%。すでに農作業で発生するわら類やもみがら、収穫残さでは100%近くがバイオマスとして利用されている。

今後10年間で賦存量は38万701トンに減ると予想しているが、そのうち30万8510トンを利用し、利用率を81%に引き上げる計画。そのために、現在ほとんど利用されていない林地残材と畜産資源のエネルギー利用について重点的に取り組むとしている。


国内企業のバイオマス利活用市場、2015年度には2579億円に拡大(関連のJFS記事)

登録日時:2012/07/07 06:00:15 AM

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