パソコンメーカー各社　PCの節電強化

パソコン（PC）メーカー各社は、PCの省電力機能を強化するサービスを提供したり、節電モードの利用を呼びかけるなどしている。

NECおよびNECフィールディングは2009年11月２日より、オフィス内PCの消費電力量などを"見える化"するシステム「エネパル（TM）PC」を販売している。利用者の行動に応じてPCの消費電力を自動的にコントロールする機能などがある。

東芝は、人気PCシリーズ「dynabook」の2011年夏モデルに、ecoへの貢献度がスコアとイメージで表現される新機能を追加した「東芝ecoユーティリティ」を搭載。約40％の省電力効果が期待できる。

富士通は2011年５月、法人向けに販売しているノートPC向けに、設定時間に合わせてACアダプタ運用とバッテリ運用を切り替えられる「ピークシフト設定」ユーティリティの提供を開始した。この機能を利用すれば、ACアダプタ接続時でも設定時間帯は自動的にバッテリから電源を供給できるため、電力需要のピーク時帯の消費電力を節減できる。

IDC Japan　国内グリーンPCの動向発表　省電力パソコンの導入拡大の見込み（関連のJFS記事）
http://www.japanfs.org/ja/pages/024852.html

登録日時：2011/09/14 06:00:15 AM