3R・廃棄物

2010年11月17日

 

日本初 三菱電機が主要3大プラスチックを大規模、高純度で回収へ

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JFS/Mitsubishi Electric Recovers Three Major Kinds of Highly Pure Plastic for First Time in Japan
Copyright 三菱電機株式会社


三菱電機は2010年6月2日、使用済み家電製品のリサイクルプラントから排出される混合プラスチックから、主要3大プラスチックを、家電製品への再利用が可能な高純度で自動選別・回収しリサイクルする日本初の「大規模・高純度プラスチックリサイクル」を子会社のグリーンサイクルシステムズで開始した。

これまでは、同社の家電リサイクル工場であるハイパーサイクルシステムズで、使用済み家電製品のプラスチックを目視と手作業により選別・回収し、三菱電機の家電製品に再利用し、残りのプラスチックは金属部品などとともに破砕し、金属を回収した後、混合プラスチックとして排出していた。

グリーンサイクルシステムズでは、この混合プラスチックを受け入れ、主要3大プラスチックであるPP(ポリプロピレン)、PS(ポリスチレン)、ABS(アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン)を高純度で自動選別・回収し、リサイクルを行う。

これによって、家電製品で再利用が可能なプラスチックの回収量は年間600トン程度から約7,000トンへ大きく拡大する。新たに石油から製造するのに比べ、約7,300トンのCO2を削減できるとしている。

日本初の「大規模・高純度プラスチックリサイクル」を稼働開始
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2010/0602.html

登録日時:2010/11/17 06:000:15 AM

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