エコ・ソーシャルビジネス

2010年11月01日

 

国内初のバイオマスポリマーを使用した消しゴム CO2を50%削減

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業) 

 

消しゴムメーカー「シード」は2009年から、国内で初めての、微生物から生産されるバイオマスポリマーを使用した消しゴム「レーダーバイオ」を販売している。同製品は、環境への影響を評価するLCA(ライフサイクルアセスメント)手法で検証した結果、従来のプラスチック製の消しゴムに比べてCO2排出量を50%程度削減できるという。

同製品はバイオマスポリマーを基材に採用し、天然ゴムや可塑剤、充填材などを独自の技術で複合させ、製品の94%が石油資源を使わない素材で作られている。また環境負荷を軽減しながらも、消字率も95%以上を達成し、従来品と遜色のない機能をもつ。

バイオマス素材などが主原料のため、紫外線などの自然の影響も受けやすく、粘性を帯びるなどの可能性を防ぐためにも、内側にアルミ蒸着処理を施したフタ付きの個箱に入れている。

3万5千個の卵殻から作った壁材の家屋、完成(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/023766.html
株式会社シード 
http://www.seedr.co.jp/kankyo/kankyo5.html

登録日時:2010/11/01 06:00:15 AM

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