3R・廃棄物

2009年10月27日

 

麻生区 生ごみ再生肥料で育てた野菜でスペシャルランチ

Keywords:  3R・廃棄物  地方自治体 

 

JFS/Asao_Special_Lunch
Copyright 川崎市麻生区


川崎市麻生区は、区役所4階にある市職員および一般向けの飲食施設「レストランあさお」において、2009年6月より生ごみ再生肥料を用い、区内で育てた野菜を使用した「あさおスペシャルランチ」の提供を開始した。

これはごみの減量と地産地消に加え、食育の推進をめざす区民議会の取り組みの一環。まずは同店から出た生ごみ(1日あたり約10Kg)を、東京農業大学の生ごみリサイクル研究プラントへ運搬し、肥料「みどりくん」(約1.5kg)として再生。麻生区内の協力農家がこの「みどりくん」を使用して農作物を作り、収穫された食材が同店で提供される仕組みになっている。同区によると「自治体」「農家」「市民」「大学」の協働プロジェクトとしては全国初の試み。

第1回目の6月19日は正午過ぎに用意した70食分を完売。第2回目の7月17日は150食を用意したものの、こちらもすぐ売り切れになった。価格は500円で、食材の情報やレシピ、地産地消サイクルを紹介するトレイマットも添えられ、情報の普及に一役買っている。

同店では「食育の日」である毎月19日を目安に、今後も「あさおスペシャルランチ」を提供していく予定。


登録日時:2009/10/27 06:00:15 AM

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