3R・廃棄物

2009年08月03日

 

ネクストエナジー・アンド・リソース、25年前の中古太陽光発電パネルを再々利用

Keywords:  3R・廃棄物  企業(製造業)  再生可能エネルギー 

 

JFS/Next enery & resource
Copyright ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社


自然エネルギー利用をサポートし、「太陽光発電リサイクルセンター」を運営するネクストエナジー・アンド・リソースは、1980年代から使われていた中古太陽光発電パネルを大量入荷し、2009年4月7日に販売を開始した。

入荷したパネルは、和歌山県白浜町の遊園地「白浜エネルギーランド」に1989年12月から2009年2月までの約20年間設置されていた出力20W~40W/枚のパネルが計1,700枚、約100kW分。これらのパネルは、その前には静岡県浜松市にて研究開発実証実験設備として使用されており、通算して25年前の中古パネルを再生させたことになる。

今回、性能確認を終えた約330枚のパネルのうち90%以上は、定格出力に対して80%以上の発電性能を有している。通常不要となった太陽光パネルは、金属くずとして処分されるため、同社がリサイクルをしなければ、これらのパネルもごみになってしまう可能性があった。

同社では、2008年1月にも北海道上士幌町で約20年前のパネル計6,500枚、約300kW分、住宅100軒分相当を見つけてリユースした経験があり、同様の物件がまだ国内に存在すると推測し、調査を継続していた。今後もさらに貴重な資源を発掘する調査活動を継続したいとしている。

登録日時: 2009/08/03 06:00:15 AM

English  

 


 

このページの先頭へ