3R・廃棄物

2009年06月19日

 

西友 植物由来のポリ乳酸製容器を導入

Keywords:  3R・廃棄物  企業(非製造業) 

 

JFS/SEIYU Biodegradable Containers
Copyright 株式会社西友


大手スーパーチェーンの西友では2009年3月13日、カットサラダとカットフルーツ商品に環境にやさしい植物由来のポリ乳酸製容器を導入し、全国展開すると発表した。2008年12月に関東エリアの店舗で導入を始めて以来、順次展開をして、2009年3月16日からは全店385店舗に拡大した。

同社では、従来これらの商品には石油由来のプラスチック容器を使用していたが、トウモロコシを原料とした生分解性のポリ乳酸製容器に変更することで、石油の使用量を削減できる。また、デザインの変更によって容器の強度を高めることができ、重量も30%削減できる。

現在はカットサラダとカットフルーツ商品での導入のみだが、2010年までに容器を必要とする青果商品の30%にポリ乳酸製容器を取り入れる予定。

同社では、親会社の米ウォルマート・ストアーズ・インクと持続可能な社会を目指すために、長期的な目標を共有しており、2013年までに容器包装の重量を5%削減、2012年までに環境に配慮した商品の売り上げシェアを5%にすることを目指している。

植物由来の新素材樹脂「ポリ乳酸」、食品包装材として承認(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/023515.html
環境にやさしいポリ乳酸製容器を全国で導入
http://www.seiyu.co.jp/contents/tmp_487.pdf

登録日時: 2009/06/19 06:00:15 AM

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