3R・廃棄物

2009年01月05日

 

名古屋市、全国最大の635店舗がレジ袋有料化

Keywords:  3R・廃棄物  NGO・市民  企業(非製造業)  地方自治体 

 


名古屋市では、2010年度に予定していた市内全域のレジ袋有料化を、ほぼ2年前倒しで実施 することになった。既にモデル地区となっていた緑区に加え、2008年10月4日から東部7区でスタートし、635店舗に拡大した。さらに2009年4月には西部8区が開始する予定で、全市域での実施となる。

2007年10月からモデル事業を開始した緑区では、1年間でレジ袋の辞退は平均89%、3,148万枚に及ぶという成果を挙げたので、市内全域へという実施に加速がついた。

東部7区のスタート時点で、参加店はスーパーマーケット・ドラッグストアのほかに、業種・店舗数が大幅に増え、スーパーマーケット146店、ドラッグストア76店、薬店63店、クリーニング店267店、大学内生協など19店、酒店6店、その他3店となり、モデル区での実施に比べて一気に10倍以上に拡大した。

市では、2006年度時点に市内で使われていたレジ袋10億枚(7,000トン)の60%にあたる6億枚(4,200トン)の削減を目指す。6億枚の削減によって、石油に換算するとドラム缶39,000本分、CO2に換算すると24,000トンが削減できる計算になる。

名古屋市緑区でレジ袋有料化スタート (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024721.html


登録日時: 2009/01/05 06:00:15 AM

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