政策・制度・技術

2007年12月30日

 

クール・ビズ、5割近くが実践 内閣府調査

Keywords:  政策・制度  NGO・市民  地球温暖化  政府 

 

内閣府は、クール・ビズに関する世論調査の結果を2007年8月に公表した。それによると、「クール・ビズを実践している」と答えた人は46.6%に上ったが、一方でオフィスの冷房の温度が28度かそれ以上に設定されていると答えた人は35%にとどまっていることがわかった。

クール・ビズは、夏に職場の冷房を28度程度に設定しても涼しく働ける服装のことをさし、政府が温暖化対策の一環として、2005年から国内での普及を進めている。今回の調査は、2007年の6月から7月にかけて全国の20歳以上の人3,000人を対象に行われ、有効回収数は1,776人だった。

クール・ビズの認知度についての質問では、「内容まで詳しく知っている」と答えた人は54.0%、「聞いたことはある」は37.1%だった。またクール・ビズについて「非常に賛同する」人は45.2%、「ある程度賛同する」人は38.3%に上り、「あまり賛同しない(3.6%)」や「全く賛同しない(0.9%)」と回答した人を大きく上回った。

一方、オフィスでの冷房の室温については、「28度より高い(7.6%)」と「28度(27.4%)」と答えた人を合わせると35%となり、「28度より低い」と回答した人の40.5%を下回った。



http://www8.cao.go.jp/survey/tokubetu/h19/h19-cool.pdf


http://www8.cao.go.jp/survey/
王子製紙グループ、クール・ビズでCO2を14%削減 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1218-j
クール・ビズでCO2削減、約46万トンに (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1281-j


登録日時: 2007/12/30 11:26:26 AM

英語記事はこちら


 


 

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