3R・廃棄物

2007年07月21日

 

マクドナルドら、紙カップリサイクル回収の協働を継続

Keywords:  3R・廃棄物  企業(製造業)  企業(非製造業) 

 

紙カップリサイクル回収実験を新宿区内で行っていた日本マクドナルド、日本コカ・コーラ、ジャパンビバレッジは、3年目を迎えた2007年1月、新たに新宿区の後援を得て実験を継続することとなった。

紙カップのメーカーである東罐興業、日本デキシー、大日本印刷、凸版印刷、日本テトラパックとユーザーである日本マクドナルド、日本コカ・コーラ、ジャパンビバレッジは、2002年7月、紙カップリサイクル推進会議を設立。事業系廃紙カップ容器の減量化、合理的な再資源化に向けて、相互協力していくこととなった。そして、その取組みとして、2004年12月から紙カップリサイクル回収実験を開始した。

実験前まで、使用済みの紙カップは各社バラバラに回収し、焼却処分されていたが、マクドナルドの店舗、コカ・コーラやジャパンビバレッジの営業所に保管されている紙カップを専用回収車が回収、再資源化および再製品化した。この協働プロセスを通じて、コストを削減しつつ、トイレットペーパーとして再生することが可能となった。3社合わせた回収量は月間平均2.6トン、年間約30トン。

今後は、回収地域の拡大や同会議参加企業の拡大の検討を行いながら、紙カップ回収リサイクルの高度化を目指す。



登録日時: 2007/07/21 02:49:30 PM

英語記事はこちら


 


 

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