2007年04月12日
国土交通省港湾局環境整備計画室は2006年12月19日、総合静脈物流拠点港(リサイクルポート)として、能代港、舞鶴港、三島川之江港の3港を新たに指定したことを発表した。
リサイクルポートとは、広域的なリサイクル施設の立地に対応した「静脈物流ネットワーク」の拠点となる港湾のこと。製品系の輸送を指す「動脈物流」に対し、生産や消費活動による排出物の輸送は「静脈物流」と称されている。
リサイクルポートは港湾管理者からの申請により国が審査・指定する。2003年4月までに18港が指定されていたが、循環資源の輸送コスト削減及び静脈物流ネットワークの構築等が期待される上記3港湾が今回新たに指定された。
今後は、この21港を拠点として、オールジャパンでのリサイクルの輪の構築や、海上静脈物流による臨海部産業の再生・活性化を目指して、官民連携による取組を進めていくこととなる。
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/11/111219_.html
物流関連団体、グリーンな物流を推進するため要望書提出 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1544-j
登録日時: 2007/04/12 09:56:46 AM
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