2006年12月22日
富士ゼロックスとスターウェイは、富士ゼロックスが全国500箇所のサービス拠点へ供給する補修用部品の輸送に利用するリターナブル包装箱とその空箱の回収システムを共同で開発し、8月28日から導入を開始した。
これまで富士ゼロックスは補修部品の供給に通常の段ボール箱を使用しており、新品の供給、使用済み品の返送の往復2回までしか使用できなかった。
今回開発したリターナブル包装箱は、スターウェイが提供しているイースターパック(100%古紙板紙Pascoと特殊フィルムの構成)をベースとし、耐久性に優れ100回以上繰返し使用が可能。また、コンパクトに折り畳んで1つの箱に9枚収納し、計10枚を1セットとして回収できるため、空き箱回収費は1/10に圧縮できる。
リターナブル包装箱を利用することにより、2010年までに累計で梱包材投入量を1294トン削減(従来投入量の74%に相当)、梱包材購入コストを55%削減できる。同時に、梱包材の製造・リサイクル時に発生する二酸化炭素を2010年までの累計で約658トン、窒素酸化物を同じく約0.82トン削減、物流領域の環境負荷を軽減する。
http://www.fujixerox.co.jp/release/2006/0912_returnable.html
登録日時: 2006/12/22 12:40:51 PM
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