3R・廃棄物

2006年11月18日

 

リサイクル精神を語り伝えよう。「本家!おばあちゃんの知恵袋」発売

Keywords:  3R・廃棄物  NGO・市民 

 

昔から言い伝えられてきた生活の知恵や習慣を見直そうと「おばあちゃんの知恵」を集めた本「本家!おばあちゃんの知恵袋」(NPO法人おばあちゃんの知恵袋の会監修、学習研究社)が、2006年8月31日に発売された。

おばあちゃんの知恵袋の会は、1996年頃、核家族化など社会変化に伴い失われつつある古人の知恵を集めることを目的に発足したNPO法人。今回の本は、全国から集められた数千件の「おばあちゃんの知恵」から約650件を厳選したもの。

同書は掃除編・調理編・自然療法編・洗濯&収納編からなっており、掃除編では「本皮製のソファーはバナナの皮でつや出し。バナナの皮に含まれているタンニンが革につやをあたえるので、ピカピカになる」。炭のある暮らしでは、「お湯を沸かす時、炭を一緒に煮沸すると、カルキを吸収してくれるので味がよくなる。炭は水分調整機能があるから除湿も加湿もおまかせ、押入れやタンス、米びつに入れておくとよい」など。

自然の薬箱では「ぶつかって、痛いと思ったら砂糖水。手のひらに適量の砂糖をのせ、水を数滴たらしてドロッとさせて患部に塗る。砂糖は熱をとる作用があるから」など、身近なものを使ったちょっとした工夫で生活を快適にする知恵が詰まっており、先人たちがいかにリサイクル精神を持ち、エコ生活を営んできたがわかる。



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登録日時: 2006/11/18 09:58:49 AM

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