3R・廃棄物

2006年07月29日

 

Honda、牽引式ビーチクリーナーを開発し、ビーチクリーン活動を開始

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本田技研工業は、素足で歩ける砂浜を次世代へ伝えようと「牽引式ビーチクリーナー」を独自開発し、「Hondaビーチクリーン活動」を開始した。初日となった2006年5月16日には、神奈川県藤沢市片瀬海岸で、4時間半で約40リットルゴミ袋21袋分のゴミを回収した。

同社が開発した「牽引式ビーチクリーナー」は、熊手の役割を果たす「サンドレーキ」とフルイの機能を持つ「サンドスクリーン」の2タイプあり、米国で販売されている四輪バギー(ATV)の後に牽引させるもの。軽量・コンパクトで複雑な操作やメンテナンスの必要もなく、砂浜の生態系にも配慮されている。両タイプは砂地やゴミの種類、用途に合わせて使い分ける。

「サンドレーキ」は、熊手でビニール、木片、釣り糸などを引っかけて回収し、「サンドスクリーン」は、砂の表面を跳ね上げ、サンドスクリーン(フルイ)でゴミと砂を分類して、タバコの吸殻、ペットボトル、ガラス片、花火片などを回収できる。海難事故によって発生するオイルボールの回収もできるという。

「Hondaビーチクリーン活動」は、同社の従業員、OBの計約15人で構成されたビーチクリーンキャラバンにより、ゴミの効果的な回収を進め、美しく安心な海岸づくりをめざす。同社は地域に根付いた社会活動の一環として展開し、2007年3月末までに、全国20ヶ所で清掃活動を行う予定。



http://www.honda.co.jp/news/2006/c060510.html


http://www.honda.co.jp/philanthropy/beach/index.html


登録日時: 2006/07/29 06:44:47 AM

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