2006年07月22日
Keywords: 3R・廃棄物 企業(製造業) 政策・制度
モスフードサービスでは2006年6月1日、7月より全店舗で持ち帰り用ポリ袋を廃止し、持ち帰り用透明アイスカップにとうもろこしのデンプンが原料とするバイオマスプラスチック容器の使用を開始することを発表した。
バイオマスプラスチック容器を全店で使用するのは大手外食チェーンとしては国内初。新容器の使用により年間約130t相当のプラスチック素材原料の使用を、またポリ袋全廃により年間で約352キロリットル相当(ドラム缶約1,760本分)の石油資源の使用を低減できる見込み。(2005年度使用量実績比較)
持ち帰り用ポリ袋の全廃にあたり、持ち帰り用紙バッグを新たに全店に導入し、使用包材全体を見直した。無漂白の未ざらし紙を使用した紙バッグはこれまでのポリ袋に比べコスト高となるが、包材全体での使用袋数の低減などの合理化によりコスト高を極限まで抑制する。
また、紙バッグの使用開始とあわせ、モスマイバッグ(700円・税込)の使用を顧客に新たに提案する。今後も容器・包装の「脱石油」の転換、再生可能資源利用への転換を順次進めていく方針。
http://www.mos.co.jp/news/2006070101.html
登録日時: 2006/07/22 10:06:17 AM
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