3R・廃棄物

2006年04月05日

 

日本が率先してアジアに3Rによる循環型社会を

Keywords:  3R・廃棄物  政府 

 

環境省は2005年11月、日本が率先してアジアの循環型社会の構築を行っていくため、「ゴミゼロ国際化行動計画」に基づく具体的な行動について発表した。これは2004年6月のG8サミットにおいて合意された、「廃棄物の発生抑制(Reduce)、再使用(Reuse)、再生利用(Recycle)という、“3R”の取り組みを通じた循環型社会の構築を国際的に推進しよう」という小泉首相のアイデアを受けたもの。

今後の取り組みのポイントは3つ。まず、中央環境審議会に「国際循環型社会形成と環境保全に関する専門委員会」を設置し、日本の廃棄物・リサイクル分野における経験を発信し、アジア地域の環境保全上適正な資源循環を確保するための方策を検討する。

2つめに、3R政策を担える中核的な人材や組織の育成や、3Rに関する研究ネットワークの構築を通して、アジア各国との3Rに関する政策対話や計画策定支援など国際的な取り組みを展開する。3つめに、循環型の地域計画づくりの推進や、容器包装リサイクル法の見直し、エコ・コミュニティ事業の推進など、国内での3Rを推進していく。

2006年3月6-8日に東京で3Rイニシアティブのフォローアップとなる高級事務レベル会合を開催。環境省では2008年に日本で開催されるG8サミットも視野に入れて上記3点に取り組んでいく考え。



http://www.env.go.jp/earth/3r/index.html


http://www.env.go.jp/recycle/info/3r_som/result.html


登録日時: 2006/04/05 03:53:04 PM

英語記事はこちら


 


 

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