3R・廃棄物

2005年12月15日

 

豊田通商、中国・広州市で総合リサイクル会社を設立

Keywords:  3R・廃棄物  企業(製造業) 

 

豊田通商は、中国広州市に2005年5月に設立した広州汽車産業発展有限公司(以下 広汽)との合弁リサイクル会社、広州汽車豊緑資源再生有限公司(以下 新会社)の工場の鍬入式を8月8日に行い、2006年1月稼働予定と同日発表した。

新会社は、トヨタ自動車の広州進出に伴って広州市南沙開発区に設立したもので、自動車メーカーや同部品メーカーの生産に伴って生じる鉄屑や古紙の加工処理事業を軸に、その他廃棄物も手がけた総合リサイクル事業を展開し、循環型環境ビジネスの実現を目指す。

新会社では、豊田通商が鉄屑および古紙の加工処理に関するノウハウの提供、広汽が中国でのネットワークを生かした渉外活動を分担する。資本金は305万米ドル、出資比率は豊田通商60%、広汽40%。初年度の2006年には4.3億円、3年目の2008年には16億円の売上高を目指す。

豊田通商は、2000年4月に米国ケンタッキー州に工場発生鉄屑の直営リサイクル会社を設立以来、積極的にグローバル展開を進めており、現在までに全世界で8工場が稼働している。





登録日時: 2005/12/15 10:47:51 AM

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