3R・廃棄物

2005年10月20日

 

2005年度の携帯電話・PHS回収台数、前年度比27%減

Keywords:  3R・廃棄物  企業(製造業) 

 

社団法人電気通信事業者協会(TCA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は2005年6月21日、2004年度の携帯電話・PHS端末本体の回収台数は前年度比27%(318万9000台)減の852万8000台だったと発表した。

両者は、リサイクルの認知度の低さに加え、端末の多機能化・高機能化に伴って旧機種を保有する人が増えていることが、買換・解約時の回収台数減少に結びついていると分析している。

同時に発表した同年度の利用者アンケート調査結果によると、携帯電話等のリサイクルについて聞いたことがある人は5割弱。また回答者の47%が過去1年間に買換・解約したが、その中で古い端末を店に引き取ってもらったのは24%だった。過去1年間に端末を処分したことがある人の割合は前年度の42%から16%に激減し、そのうち36%が端末の処分時にゴミとして捨てている。

処分せずに保有する理由は、メールなどが残る端末を「コレクション・思い出として残す(30%)」ほか、「電話帳(22%)」「データのバックアップ用(19%)」「ゲーム機(8%)」「デジカメ(6%)」などが多く、携帯電話の多機能化・高機能化を反映している。また「個人情報が漏れるのが心配」という回答も24%に上った。



http://www.tca.or.jp/


http://www.ciaj.or.jp/index.html


登録日時: 2005/10/20 08:21:32 AM

英語記事はこちら


 


 

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