3R・廃棄物

2005年09月18日

 

自動車用バッテリー 回収・リサイクル義務化へ  

Keywords:  3R・廃棄物  交通・モビリティ  政府 

 

環境省と経済産業省は自動車用バッテリーの回収・リサイクルシステムを検討するため、中央環境審議会と産業構造審議会の専門委員会を設置し、2005年5月11日、第1回会合を開催した。

同委員会は、資源有効利用促進法でメーカーや輸入業者などに回収とリサイクルを義務付けた「指定再資源化製品」に、自動車用バッテリーを追加する方針を固めた。不法投棄を防ぎ、再資源化を進めるのが狙い。

国内バッテリー製造事業者は1994年10月から、販売店やガソリンスタンドなどで使用済み自動車用バッテリーを回収し、製造事業者が取り出した鉛を購入する自主的なリサイクルの仕組みを構築して対応してきた。しかし、輸入バッテリーの増加や再生鉛価格の低迷などで、路上放棄や不法投棄が増え、社会問題化していた。

使用済み自動車用バッテリーは、鉛や硫酸を含むことから他の廃棄物と比べて処理が困難なため、従来から市町村での処理は行われていない。




登録日時: 2005/09/18 09:59:33 PM

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