2005年06月19日
環境省は2004年12月24日、「フロン回収破壊法」に基づき2003年度に回収されたカーエアコン(第二種特定製品)のフロン類の集計結果を公表した。
カーエアコンから回収されたフロン類の量は約638トン。回収したカーエアコンの台数は約169万7000台で、年間の使用済自動車の台数が約400万台程度と推測されることから、台数ベースの回収率は約42%程度と推定される。自動車の製造当初に充填された冷媒量と回収量を比較すると、冷媒の1台当たりの初期充填量を700gとすると、フロン類の量ベースの回収率は約23%と推定される。
一方、業務用冷凍空調機器(第一種特定製品)のフロン類の集計結果については、2004年11月19日に発表された。回収された量は約1,889トンで、2003年度に廃棄された業務用冷凍空調機器中には、約6,800トンの冷媒フロン類が含まれていたと見込まれ、廃棄時の回収率は約28%と推定される。
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=5580
登録日時: 2005/06/19 10:24:01 PM
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