3R・廃棄物

2005年01月31日

 

「無買日」には財布を持たずに楽しもう

Keywords:  3R・廃棄物  NGO・市民 

 

13年前にカナダで始まった「無買日」が、日本でも1999年以来、恒例として行われている。「無買日」は、11月最終週の土曜日に、ショッピング以外のことをして余暇を過ごすよう人々に呼びかけることで、過剰消費が与える社会、経済、環境、心理への影響に対する人々の意識を高めることを目的としている。

日本のように豊かな国では、ショッピングが代表的な余暇の過ごし方のひとつ。多くの人々はショッピングを楽しむ時間とお金に不自由していないが、このような消費には落とし穴もある。不要なモノや、買ったことさえ忘れてしまっていたモノで家があふれていることも多い。また、残念なことに、中古品のリサイクルや寄付も、日本ではそれほど根付いているとはいえない。その結果、買ったモノのほとんどはいずれゴミとなり、焼却炉で燃やされる運命となる。

「無買日」は、その日一日はショッピング以外のことをして過ごそう、と呼びかける。「近所を散歩したり、家族や友達との時間を楽しんだり、家の中を掃除し、買ったけれど一度も使っていないモノを人にあげて、部屋のスペースを少し広くしてみるのもよいでしょう」。日本各地で行なわれるイベントに参加することもできる。

「無買日」の詳細については、www.bndjapan.orgを参照のこと。




http://www.bndjapan.org




登録日時: 2005/01/31 11:43:04 AM

英語記事はこちら


 


 

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