サッポロビール、繰り返し使用できる梱包用器具で環境にやさしい輸送

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サッポロビールは2004年６月９日、輸送時の荷崩れ・破損防止用に使ってきた梱包用フィルムを、新開発した繰り返し使える梱包用器具に切り替えることを発表した。現在年間150トンのフィルム使用量を2005年末までに半減させる。

従来の商品輸送では、パレットに載せた段ボール入り商品に、使いきりタイプのポリエチレン製フィルムを巻きつけていた。しかし使用後のフィルムはゴミとなり処理時に環境負荷があることから、同社は繰り返し使用できる２種類の梱包用器具を関係会社などと新たに共同開発。「荷ロックベルト」「エコバンド」としてすでに一部地域で使用を始めた。

「荷ロックベルト」は、輸送品の四方にコーナーガードを立てかけてバックルを取り付け、そのバックルに通したベルトの長さを調整するだけ。「エコバンド」は、パレットに直接乗せた商品全量をまとめて包み込むもので、ギフト用化粧箱保護に有効。どちらも従来のフィルム梱包に比べ、作業が簡単だという。

新開発の梱包用器具は繰り返し使えコスト面での長期的メリットも見込めるため、同社は、今後他の物流関係者への販売も考えるという。



http://www.sapporobeer.jp/CGI/news/index/571/




登録日時: 2004/09/01 02:58:46 PM

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