2003年12月18日
Keywords: 3R・廃棄物 企業(製造業) 政策・制度
資源有効利用促進法が改正され、2003年10月1日から施行され、家庭で不要になったパソコンのリサイクルのしくみがはじまった。
JEITA(電子情報技術産業協会)の実施する回収システムに参加するパソコンメーカーは36社。これら36社が10月1日以降に発売するパソコン、モニターには「PCリサイクルマーク」が貼付され、無償で回収されることになる。これ以前に販売された製品は、デスクトップ型本体などは3,000円、ブラウン管モニターは4,000円の回収費用をユーザーが負担する。
JEITAの回収システムでは、日本郵政公社と提携しており、全国に20,000カ所以上ある郵便局が家庭から排出されるパソコンの回収窓口となる(戸口集荷も可)。
メーカーにより回収されるパソコンは国内で出荷されるパソコンの97-98%を包括するが、メーカーが既に国内に存在しないパソコン、自作パソコンなどは、回収の対象にならない。ただし、東京都内では、ユーザーがJEITAに回収を申し込み、割増料金で同システムを利用することができる取り組みも始まっている。
http://www.pc3r.jp/home.html
登録日時: 2003/12/18 10:12:42 AM
英語記事はこちら