3R・廃棄物

2003年10月16日

 

RDF発電所で、爆発事故

Keywords:  3R・廃棄物  再生可能エネルギー  地方自治体 

 

三重県企業庁の「三重ごみ固形燃料(RDF)発電所」の貯蔵槽で、2003年8月14日と19日の2度にわたって爆発事故がおこった。消防士2名が死亡し、作業員5名が負傷している。

三重県事故調査専門委員会で原因を調べているが、この異常発熱の原因はRDFが発酵して発熱した可能性が高いと指摘されている。発生したガスが何らかの原因で爆発したとみられる。

この他にも、RDF製造施設で不具合が続いたとして、静岡県で自治体が設計・建設した企業を相手に、損害賠償を求める訴訟を起こすなど、RDFの製造・発電所でのトラブルが生じている。

RDF発電は、家庭からでるゴミで「ゴミ固形燃料(RDF)」を作り、発電に用いることで、ゴミ問題とエネルギー問題をいっきょに解決できる「夢のゴミ処理」ともてはやされて、各地で導入が進んだが、一方で、さまざまなものが混じった家庭ゴミを燃料に使う困難さや危険も指摘されていた。





登録日時: 2003/10/16 08:51:05 AM

英語記事はこちら


 


 

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