ごみ選別の戦隊ヒーロー「ワケルンジャー」出動！

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福井市が2003年４月１日より開始した「プラスチック製容器包装」「紙製容器（空き箱）」「ダンボール」の３つの分別収集について子どもから大人まで市民へ広く知らせるためにおこなったＰＲ企画が好評を呼んでいる。

同市の平成13年度のごみ排出量は、10万トンを超えた（市民一人一日当りの排出1,106g）。市はごみ削減施策の一つとして分別収集を開始し、ごみのリサイクル率を平成23年度には31％にすることをめざしている。

分別を徹底するには、ごみの分別方法や資源化の大切さを分かりやすく広報する必要がある。説明会やリーフレット配布だけでなく、さらにインパクトのある方法を職員が検討した結果、子どもに人気のある戦隊ヒーローを登場させ、ドラマ仕立ての番組を企画・制作することになった。

主人公はごみ減量化と資源化の取り組みを進めるために戦う5人の勇者「ワケルンジャー」。左腕に分別マークを掲げ、新しい分別方法を邪魔するごみから生まれた怪人ゴミンガーを倒すという物語だ。

職員は、特別な予算措置のない中で、ドラマ仕立ての番組制作ができるのか心配だったというが、脚本や出演など職員がほとんどを担当し、衣装も手作りでコストをかけずに制作し、４月２日から放映された。放映は大きな反響を呼び、市民や他自治体、マスコミなど多方面からの取材が殺到。地元ケーブルテレビで再放送され、現在第二弾を準備中。

登録日時: 2003/06/23 09:42:16 AM

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