3R・廃棄物

2003年03月14日

 

ファミリーマート、個店設置型「電子レンジ式生ゴミ処理機」を導入

Keywords:  3R・廃棄物  企業(非製造業)  食糧 

 

コンビニエンスストア(CVS)のファミリーマートは、2003年3月より、店舗で発生する生ゴミの一次加工処理ができる個店設置型「電子レンジ式生ゴミ処理機」の導入を開始する。この試みはCVS業界初。

今回導入が決まった「電子レンジ式生ゴミ処理機」は、小型の洗濯機程度の大きさで設置スペースをとらないこと、またマイクロウエイブ方式で生ゴミの乾燥処理を行う為に悪臭がなく、安全性、操作性、衛生面でも優れていることなどから、コンビニエンスストア店舗の狭いバックヤードへの設置に適している。

同機は、1回あたり5kgの生ゴミを約60-80分で重量を約1/2、容量は約1/4にまで削減できる。1kgあたりの電気代は約8円。

ファミリーマートでは、生ゴミを減量することで環境負荷を軽減でき、さらに、仮に1店舗あたり1日15kgを処理しても月間3,600円で済み、生ゴミの回収頻度が削減される分、店舗の廃棄物処理コスト削減につながると見込んでいる。

同社ではまず全国の直営店約180店舗から徐々に導入を開始。操作面やコスト面を考慮しながら、フランチャイズ店舗への導入も検討していく。





登録日時: 2003/03/14 11:11:09 AM

英語記事はこちら


 


 

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