3R・廃棄物

2003年02月24日

 

北東北三県、県外からの産業廃棄物に環境保全協力金

Keywords:  3R・廃棄物  地方自治体  政策・制度 

 

北東北3県(青森・岩手・秋田)が共同で導入をめざしていた産業廃棄物税と、県外産業廃棄物の搬入に係る事前協議等に関する条例が、3県それぞれの県議会で成立した。

産業廃棄物排出業者からの課税徴収は三重県を皮切りに鳥取、岡山、広島などで採用されているが、県外からの産廃に対して、地方自治体の枠組みを越えて環境保全協力金制度の導入をするのは全国でも初めて。

産業廃棄物の無秩序な広域移動の抑制や廃棄物の発生抑制など、産業廃棄物行政をめぐる課題に対しては、従来の規制的手法を中心とした個別的対応では限界がある。特にこれまで首都圏からの産業廃棄物の不法投棄などが発生している3県が連携し、経済的手法を取り入れた産業廃棄物対策を進めることとなった。

排出事業者又は中間処理業者に最終処分場への産業廃棄物の搬入1トンにつき1,000円を課税する。また、県外からの産廃持ち込みには、環境保全協力金として、1トンあたり50-500円を徴収して、リサイクル促進や産業廃棄物の適正処理促進費用に充てる予定。



http://www.pref.akita.jp/tyosei/summit2002/siryou_01.html


http://www.pref.akita.jp/tyosei/summit2002/siryou_02.html


登録日時: 2003/02/24 12:52:06 PM

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