2002年11月10日
Keywords: 3R・廃棄物 企業(非製造業) 地方自治体
スーパーのレジ袋を削減しようと、日本チェーンストア協会は2002年10月から毎月5日を「ノー・レジ袋の日」と定め、買い物袋の持参を呼びかける運動を展開する。
同協会は、従来より取り組んできた「レジ袋使用削減推進運動」をさらに進め、2001年度に会員企業平均で6%だった買い物袋持参率を、04年度までに20%に引き上げる中期目標を設定。レジ袋有料化の可能性も検討する。
各店舗では「ノー・レジ袋の日」のポスターを張り出すほか、入り口やレジ周辺にはがき大の「レジ袋ご不要カード」を置き、買い物かごにカードを入れた客にはレジ袋を渡さないようにする。
ちなみに、日本のレジ袋の使用量は、年間約25万トンといわれている。全国で約313億枚、国民1人あたりでは年間260枚使っている計算になる。これまでも、愛知県豊田市で「マイバッグDAY」を呼びかけ、市内270店以上の参加で2000年6月から1年間で約1,070万枚のレジ袋を削減するなど、独自に買い物袋持参やレジ袋削減運動を進めている地方自治体もある。
登録日時: 2002/11/10 03:36:52 AM
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