2002年08月25日
Keywords: 3R・廃棄物 エコ・ソーシャルビジネス 企業(製造業) 地方自治体 政府
滋賀県庁は日本国内のグリーン購入普及のリード役をつとめているが、2000年から文具のリデュース、リユースを進めている。庁内でほとんど使われずに眠っていた文具を1ヵ所に集め、必要とする職員が使えるようにした。また、文具の買いすぎを防ぐため、これまで1箱単位だった各部からの資材購入の受け付けを、1個からでも可能にした。「再生材を利用した文具を買うことより、まず買う量を減らし、長く使って廃棄量を減らす方が大切」。
筆記具は、グリーン購入法の「配慮事項」に、「消耗品部分が交換・補充できること」と明記されたこともあり、各社が長く使える商品の開発にしのぎを削り始めた。ポールペンについては、替え芯(リフィル)を交換すれば本体は継続して使えるものが多かったが、サインペンやマーカーにもこの考えを取り入れるメーカーが増えて、神奈川県庁では、すでに蛍光ペンはカートリッジ方式に切り替えている。
登録日時: 2002/08/25 06:31:52 AM
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