2002年08月25日
Keywords: 再生可能エネルギー 企業(製造業) 地球温暖化 環境技術
伊豆諸島の八丈島で、3年前から地熱発電所の温熱を利用した特産の熱帯植物栽培が盛んだ。以前は灯油を使っていた温室の暖房コストを10分の1に抑えることができたため。
八丈島は、温暖な気候を生かして熱帯の観葉植物や切り葉の栽培が盛ん。東京の本土はじめ全国に出荷している。
八丈島は火山活動でできた島で、三原山の地下4キロの深さにマグマだまりがあり、その上層には約300度の地熱がたまっている。地熱発電は、三原山山ろくの地下1650メートルにある地熱の層から蒸気を取り出して発電している。発電を終えた蒸気で水を温め、温水を温室まで運び、空気を暖めて暖房に利用している。
登録日時: 2002/08/25 03:50:23 AM
英語記事はこちら