2015年06月25日
Keywords: 震災復興 NGO・市民 再生可能エネルギー
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一般社団法人福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会は2015年1月15日、東北再生可能エネルギー利活用大賞を受賞した。東北地域における二酸化炭素の排出削減を加速するため、地域的取組事例に対して経済産業省・東北経済産業局長が表彰するもの。
同社団は2013年4月、東日本大震災の津波で被災した2.4haの敷地に、太陽光発電(500kW)と植物工場を設置した南相馬ソーラー・アグリパークをオープン。南相馬市と連携して地元小中学校の総合学習に取り組み、オープン後2年で1,800人以上の子供が体験学習を行った。地元の子供たちの成長を支援し、ひいては福島の復興を担う人材の育成を目指す。
同社団ではまた、代表理事・半谷栄寿氏とJFS代表・枝廣淳子が講師となり、高校生のためのオープンスクール/通称「半谷・エダヒロ塾」を開講。志を明確にし、マイプロジェクトを立案、社会を変える仕組みづくりに挑戦している。
2015年4月には、スクール第1号となる新規事業「高校生が伝えるふくしま食べる通信」がスタート。「自分が生まれ育った、大好きな福島への風評被害をどうにかしたい」との問題意識から、高校生編集部が福島県内の農業生産者の想いやストーリーを情報誌にまとめ、生産者が真心こめて育てた農作物を付録として、3カ月に1回発行する。