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2014年07月18日

 

三重県林業研究所、森林管理システムe-forest開発へ

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写真:林業の様子
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森林・林業の試験研究を行う三重県林業研究所では、森林の管理計画を容易にし健全な森林を再生するための森林管理システムe-forestの研究開発に取り組んでいる。研究期間は2010~2014年度の5年間。

同研究の目標が達成されれば、成果は森林管理・経営計画策定の支援ツールとして機能し、たとえば、森林の現況に応じた間伐手法や森林修復手法の提示により荒廃した人工林の再生が実現されるなど、森林管理・再生対策の効率化や未利用間伐材の利用推進などへの寄与が期待される。

モデル流域(大台町地内の約3,300haの森林を中心とするエリア)を対象に、森林現況や間伐材の搬出コスト等から森林資源データベースを構築し、成長予測や施業効果判定の手法等を開発する。これらの成果を統合して森林再生と間伐材等の利用推進を支援する森林管理システムを開発し、実用化を目指す。

同研究には、トヨタ自動車(株)、中部電力(株)、(株)森林再生システム、三重大学、筑波大学、独立行政法人森林総合研究所、三重県大台町が参画する。本研究プロジェクトは、「農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業」(農林水産省農林水産技術会議事務局)を活用して実施されている。

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