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2014年01月24日

 

廃校活用し日本を元気に 「みんなの廃校」プロジェクト

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文部科学省は廃校施設の有効活用を促進するため、「~未来につなごう~『みんなの廃校』プロジェクト」を立ち上げた。地方公共団体で活用方法や利用者を募集している未活用の廃校施設等の情報を「活用用途募集廃校施設等一覧」として集約し、公表するもの。2013年8月23日に更新された一覧では全国で合計163件の募集がある。

日本では少子化による児童生徒数の減少などにより、毎年約500校の廃校が発生している。2002年から2011年に発生した廃校数のうち現存する建物があるものは4,222校。そのうち現在活用が図られているものは2,963校で全体の約70%になる。

たとえば、栃木県の旧武茂小学校は、温泉トラフグ養殖施設として生まれ変わった。地元の特産品ブランドとして町おこしが行われている。京都府の旧龍池小学校は、現在は京都国際マンガミュージアムとして国内外から注目を集めている。ほかにもオフィス・工場、福祉施設、宿泊施設、文化施設、教育施設、特産品販売・加工施設など活用事例は多岐にわたる。

廃校の活用は、地域活性化や初期投資の軽減などのメリットがあるほか、利用可能な補助金制度もあり、今後廃校活用の一層の促進が期待される。

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