幸せ・レジリエンス

2013年10月09日

 

静岡県 1,700人を超える「地域防災指導員」を養成・活用

Keywords:  防災・減災  地方自治体 

 

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静岡県では、巨大地震発生の切迫性が指摘されている中、東海地震等の大規模災害に備えて、自主防災組織の活性化を図るため、2002年度から地域の防災活動をきめ細かく指導できる「地域防災指導員」の養成・活用を推進している。

消防団OB、消防・警察官OB、災害ボランティア活動者、ベテラン防災委員、企業防災担当者などの防災経験者を対象に、市町が選任した地域防災指導員は、各々の地域において自主防災組織を指導し、研修で習得した防災活動や知識の普及・促進を図っている。

地域防災指導員が機能することで、きめ細かな自主防災活動の充実、関連組織の連携と地域間での情報共有などの効果が期待でき、2013年度には24市町で計1,737人が選任されている。

2005年度には制度創設時に目標として掲げた「500人の養成」を達成したため、2009年度からは市町が養成・選任した指導員を対象に、災害時要援護者の支援や避難所の運営等をカリキュラムとした「地域防災指導員能力向上研修」を実施し、指導員の資質向上と市町で活用できる人材の育成に努めている。

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