エコ・ソーシャルビジネス

2013年04月12日

 

コカ・コーラ、2013年中に「ピークシフト自販機」25000台を全国に設置へ

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業)  環境技術 

 

JFS/Coca-Cola to Install Peak-Shift Vending Machines
Copyright 日本コカ・コーラ株式会社


清涼飲料最大手で自販機市場でも国内最大のシェアを誇るコカ・コーラは2012年11月19日、一般的に電力使用がピークとなる日中に冷却用の電力を使わない「ピークシフト自販機」を、2013年中に全国に25000台設置する計画を発表した。

「ピークシフト自販機」は、東日本大震災後の日中の電力需給逼迫に対する対応として日本コカ・コーラが富士電機と共同で開発。庫内の冷却方式の変更や、断熱性及び気密性の向上という工夫により、比較的電力に余裕がある夜間のうちに冷却を行い、日中は冷却を停止したままでも飲料の冷たさを保つことができる。

猛暑で有名な埼玉県熊谷市、および岐阜県多治見市周辺で2012年夏に行われた実証実験では、夜間に冷却し、日中は冷却を停止したままで最長16時間冷たい製品を販売でき、日中の消費電力を95%削減できることが検証された。

この「ピークシフト自販機」は、断熱性及び気密性を高めたことにより、冬場に飲料を加温する際にも消費電力を削減できる。

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