エネルギー・地球温暖化

2012年05月24日

 

富士経済発表 2011年度のエネルギー市場環境は激変

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(非製造業)  化石エネルギー  原子力 

 

総合マーケティングビジネスの富士経済が2012年2月13日発表した国内のエネルギー自由化市場とエネルギーサービス市場の調査報告書「電力・ガス・エネルギーサービス市場戦略総調査2012」によると、2011年度のエネルギー市場環境は激変した。

東日本大震災によるガスパイプラインや製造設備の被災、福島の原発事故とその影響を受けた全国の原発の再稼働延期により、それまでは安定供給を続けてきたエネルギーインフラは機能を制限されている。

特に電力供給への影響は甚大で、供給不安を受けて需要家側でも節電への取り組みを強化するなど、市場環境が激変した。エネルギー供給事業者は安定供給・安定調達維持を図ろうとし、エネルギーマネジメントシステム/サービス事業者は節電対策ニーズに応えようとしている。

2010年度の一般電気事業者以外の特定規模電気事業者(PPS)の販売電力量は前年度比30%増の199.6憶kWhだったのに対し、2011年度は電力調達難と既存顧客の節電により前年度比0.5%増とほぼ横ばいの200.6億kWhになると見込まれる。

東芝 沖縄宮古島でスマートエネルギー実証事業へ(関連のJFS記事)
柏の葉キャンパス駅前で本格化 スマートシティプロジェクト(関連のJFS記事)

登録日時:2012/05/24 06:00:15 AM


English  

 

 

このページの先頭へ