エネルギー・地球温暖化

2011年11月08日

 

柏の葉キャンパス駅前で本格化 スマートシティプロジェクト

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(非製造業)  政府  環境技術 

 

三井不動産は、環境分野の先駆的企業、大学、自治体との連携により、地域レベルのエネルギー最適化制御や資源循環システムに総合的にアプローチする「柏の葉スマートシティプロジェクト」を進めているが、その中核となる柏の葉キャンパス駅前148街区の複合再開発計画が2014年春の竣工に向けて本格化した。

「ホテル・住宅棟」と「商業・オフィス棟」で構成される148街区では、200kWの太陽光発電のほか、ガス発電や生ごみバイオ発電、発電排熱・地中熱・太陽熱の空調・給湯利用により、都市の未利用エネルギーの徹底活用を目指す。エネルギー源の複線化を図ることで、停電時においても通常時の6割程度の電力供給が可能となる。

148街区を含む駅周辺地域では、個々の建物に設置されたエネルギー管理システム(EMS)を統合し、地域レベルの発電量・受電量・消費電量を一元管理する「エリアエネルギー管理システム(AEMS)」を構築する。これにより、街区を超えた地域全体でのエネルギーの可視化と情報共有を行う計画である。

当開発計画は、平成22年度国土交通省「住宅・建築物省CO2先導事業」に採択されており、148街区全体で約40%のCO2排出削減が見込まれている。

「スマートシティプロジェクト」へ新たに4社が参加(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/030288.html


登録日時:2011/11/08 06:00:15 AM

English  

 

参照元

「世界の未来像」をつくる街 柏の葉キャンパスシティ
スマートシティ、健康長寿都市、新産業創造都市の実現に向けた取り組みが本格化
http://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2011/0712/index.html


 

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