エネルギー・地球温暖化

2012年02月25日

 

養殖いかだで太陽光発電 八代海で実証実験へ

Keywords:  再生可能エネルギー  地方自治体  政府 

 

八代海に浮かんでいる養殖用のいかだで太陽光発電を行うための本格的な実証実験が来年度に始まる予定であることが、2011年10月22日に発表された。経済産業省の「次世代エネルギー技術実証事業」に応募、採択された富士電機など企業3社と水俣市が、地元ブランドのカキ「クマモトオイスター」の養殖用いかだを利用して取り組む。

いかだ上面に備え付けた太陽光パネルの発電エネルギーで、水中につり下げたマイクロバブル(微細な空気泡)の発生装置を作動させ、水質の浄化や魚介類の成育に役立てる計画。

養殖用いかだと一体となった海面フロート型で海水で腐食しない太陽光発電システムを開発し、太陽光発電システムの独立電源を用いた養殖システム(自動給餌システム)、無線遠隔監視システム(海中カメラ等)、超微細気泡による養殖環境向上システムの開発・実証を行う。

震災からの復興を目指す東北地方の養殖業界でも活用が期待されるという。


第8回「日本の環境首都コンテスト」総合第1位は水俣市(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/029166.html
環境首都コンテストの10年 ~ 「持続可能な地域社会」実現への挑戦
http://www.japanfs.org/ja/join/newsletter/pages/031171.html

登録日時:2012/02/25 06:00:15 AM

English  

 

参照元

水俣市
http://www.city.minamata.lg.jp/


 

このページの先頭へ