政策・制度・技術

2012年01月03日

 

川崎重工、潮流発電システム開発に着手

Keywords:  環境技術  企業(製造業)  再生可能エネルギー 

 

JFS/Japanese Firm Begins Development of Tidal Power Generation System
Copyright 川崎重工業株式会社


総合重工業大手の川崎重工は2011年10月19日、海洋エネルギーを利用した発電システムの開発に着手し、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した海洋エネルギー発電システム実証研究の実施企業の一つに採択されたことを発表した。

潮流エネルギーは世界中に広く分布しており、気象や天候の影響を比較的受けにくく、発電量が安定していることから、その実用化が期待されている。同社は、船舶、舶用推進器、海洋構造物、ガスタービン発電プラントなどの幅広い技術を活用し、潮流発電システムを開発する。

今後、技術開発を加速し、海洋エネルギー開発で世界先端の実証フィールドである英国スコットランドにある欧州海洋エネルギーセンター(European Marine Energy Center)での本格的な試験を予定している。世界での大規模プロジェクトへの参画や、日本国内での商用発電など、グローバルな事業展開へ向けた動きも進めていく考え。

川重 自動車燃料として使用可能なバイオエタノールの製造に成功(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/030515.html
沖縄県波照間島に可倒式の風力発電施設が完成(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/030339.html
東京都 「波力発電検討会」を立ち上げ(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/029689.html

登録日時:2012/01/03 06:00:15 AM

English  

 

参照元

川崎重工 潮流発電システムの開発に着手
http://www.khi.co.jp/news/detail/20111019_2.html


 

このページの先頭へ